サファリ・P 第5回公演『悪童日記』

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原作翻訳者である堀茂樹氏をして「今はもう地上にいない原著者アゴタ・クリストフに観せたかった」と言わしめたサファリ・
P
の代表作を再演。
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サファリ・P 第5回公演
八尾プリズムホール演劇助成事業Prism Partner’s Produce採択公演/横浜美術館共催公演【TPAMフリンジ参加作品】/京都芸術センター制作支援事業

『悪童日記』
“Le Grand Cahier” by Agota Kristof
Original © Editions du Seuil, Paris, 1986.
原作 アゴタ・クリストフ
『悪童日記』堀 茂樹訳(ハヤカワ文庫)



チラシデザイン:清水俊洋 イラスト:本城まい子

原作:アゴタ・クリストフ 翻訳:堀茂樹
構成・演出:山口茜

出演:高杉征司、日置あつし、芦谷康介、達矢、佐々木ヤス子

【あらすじ】
戦争が激しくなる中、祖母の家に疎開した双子。しかし祖母は二人を労働力として酷使する。双子はこの悪夢を生き抜く為に、自らの精神と身体を鍛え始める。戦況は厳しくなるが双子は靴屋・将校・神父など様々な人間に助けられ、時には利用し合って生き延びていく。そして戦争が終わり、父が訪ねてきた。その時、二人のとった行動とは。

「文体の舞台化」
作者にとっての外国語、フランス語で書かれた『悪童日記』の文体には、ぎこちなさと簡潔さが奇妙に共存し、感情表現が排されている。この小説の読者は事後的な行動を通して登場人物の感情を知る。本作では、こうした文体の面白さの舞台化を目指した。

「身体と発語」
原作では、感情を棄てて事実のみを簡素に描こうとする双子の言葉が、かえって彼らの内部に混沌とした感情を滾らせていく。言語の意味や物語ではなく、言葉の生み出す感覚やそれが形作る世界を表現すべく、俳優の安定した発語で勘所を押さえつつ、ダンサーの虚ろな声と雄弁な身体を駆使することで舞台空間を造形する。

「作者の抽出」
戦時中の亡命者「作者アゴタ・クリストフの孤独」を掬い取るため、初演時には双方男性であった主人公の双子の一方に女性を配することで、作品をより深く多角的なものとする。

【大阪・八尾公演】
八尾プリズムホール演劇助成事業Prism Partner’s Produce
2019年2月10日(日) 15:00
会場:八尾プリズム小ホール(八尾市文化会館)大阪府八尾市光町2-40
文化庁文化芸術振興費補助金
劇場・音楽堂等機能強化推進事業
独立行政法人日本芸術文化振興会

 

【横浜公演】
TPAMフリンジ参加
2019年2月16日(土) 19:00※1
     17日(日) 14:00□※2 
   ※の回はポストパフォーマンストークを開催します。
    ゲスト:※1 西尾佳織氏(鳥公園主宰/劇作家・演出家)
        ※2 堀茂樹氏(慶應義塾大学名誉教授、翻訳家、専門はフランスの思想と文学)
   □/聴覚障碍者向け字幕サービス有(要予約・人数制限あり)
会場:横浜美術館 レクチャーホール 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1

【京都公演】
2019年2月28日(木) 19:30
    3月  1日(金) 13:00
会場:京都府立文化芸術会館 ホール 京都市上京区寺町通広小路下ル東桜町1


『悪童日記』(初演ー2017年3月@アトリエ劇研)撮影:堀川高志(kutowans studio)


【キャスト】

[俳優]
高杉 征司(タカスギセイジ)

広島県出身。同志社大学文学部卒。
演劇と日常、私とそれ以外、そんな境界を疑い、シームレスにすることに興味を持ち、舞台の上でも具象と抽象のはざまを彷徨っている。
2001-11WANDERING PARTY代表。2010-2015年度 NPO法人京都舞台芸術協会理事。
           個人ブログ 中継ぎ哀歌~ナカツギエレジー~



[舞踊家]

日置 あつし(ヘキアツシ)

京都府出身。
日本舞踊の素養から導き出される身体・振付と、文化人類学的視点から日本・東南アジア海域世界の文化芸術の要素を織り交ぜることにより新たな価値観のダンス作品を国内外で発表している気鋭の振付家。
個人ホームページ → 日置あつしホームページ

[俳優]
芦谷 康介(アシヤコウスケ)

大阪府出身。京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科卒業。
2005年『聞こえる、あなた?-fuga#3』(作・演出/太田省吾)、2010年『イキシマ breath island』(作/松田正隆 演出/松本雄吉)、2013年 木ノ下歌舞伎
舞踊公演『三番叟』 (演出/杉原邦生) 南米チリ公演などに出演。

[ブレイクダンサー]
達矢(タツヤ)

京都府出身。
ダイナミックな動きからスタイリッシュな動きまで何でもこなすオールラウンダー。特に回転系の技であるパワームーブを活かしたダンスが持ち味。舞台表現全般に関心があり、ダンスと共に演劇にも積極的に取り組んでいる。京都ノンバーバルパフォーマンス「ギア-GEAR-」出演中。
Battle of The Year』日本大会2008年、2010 2位。『JAPAN DANCE DELIGHT2009年、2010 FINALIST

[俳優]
佐々木 ヤス子(ササキヤスコ)

京都府出身。神戸大学卒業。
実家が800年続く由緒正しい寺であるにも関わらず煩悩に塗れて育ち、先天的な品の良さと後天的ないやらしさが持ち味。「エミィ賞グランプリ」にて作品賞を受賞するなど、コメディエンヌとしても評価を受けている。
off-Nibroll、桃園会、劇団壱劇屋、劇団ガバメンツなど多数舞台に出演。京都ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』のドールパートでレギュラー出演中。
個人ホームページ → 佐々木ヤス子H.P



【チケット料金】日時指定/未就学児童のご入場はご遠慮ください
前売 3,000円
当日 3,500円
ペア割 5,000円
アンダー25 1,500円 *要証明、1ステージ先着10名まで、web予約のみの受付

【チケット取り扱い】
『悪童日記』予約特設ページはこちら

【スタッフ】
原作:アゴタ・クリストフ 翻訳 堀茂樹
構成・演出:山口茜
ドラマトゥルギー:朴建雄
舞台監督:浜村修司
舞台美術:夏目雅也
照明:池辺茜
音響:森永恭代
制作:合同会社stamp
宣伝デザイン:清水俊洋
チラシイラスト:本城まい子
協力:井内純一郎、中筋捺喜

協賛:公益財団法人八尾市文化振興事業団(八尾公演)
共催:横浜美術館(横浜公演)
助成:公益財団法人セゾン文化財団、芸術文化振興基金
企画・製作:合同会社stamp

京都芸術センター制作支援事業