トリコ・A 12月公演に向けた読み合わせ稽古①

 本日3月27日、トリコ・Aの12月公演に向けた読み合わせ稽古を行いました。10:00〜12:30と13:00〜15:30の二部構成。述べ20名の俳優さんにご協力いただきました。1週間程度の募集期間だったにも関わらず、本当にたくさんの方にお集まりいただきまして感謝いたします。

 やはり実際に俳優が読むと、文字で描かれた世界が立体的に立ち上がってくる。色んな役を色んな人が演じると、役柄や世界観の色んな可能性が見えてくる。演出の山口さんも随分と作品を立ち上げる参考になったようです。参加者の皆さんも「楽しかった」と帰って行かれました。10代〜70代まで、老若男女との新しい出会いや再会。やってよかった、本当に。

 最後は各自の感想を伺いました。自分の読んだ役の感覚に照らし合わせたご意見がたくさん出てきたことにハッとしました。文字で読んで感想を言うなら、もっと構造などの俯瞰した話になるのだろうと思います。しかし、演じた上での戯曲の感想はその役と自分を重ねた極私的なものになるんだ、という新鮮な驚き。身体を通すことの有意性、またはそのイニシアチブの強さ。そんな明らかな影響を目の当たりにし、「私たちはそんなことをやっているんだ」と俳優業について再認識しました。

 公演詳細は情報公開をお待ちください。主催者からのGOが出ましたら即時アップいたします。そして次の読み合わせ稽古は4月1日。またたくさんの俳優さんにお越しいただきます。皆さんのご協力と想いがトリコの作品を確実に押し上げてくれます。次回の報告もお楽しみに!

高杉 征司