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カンパニーデラシネラ「椿姫」「分身」

ずいぶん暖かくなってまいりましたね。明日からカンパニーデラシネラ「椿姫」「分身」が世田谷パブリックシアターにて開幕です!私は微力ながら、テキストを担当させていただいております。いつもながら、デラシネラの世界観はオリジナリティに溢れていて、かつ、どんなお客様にも届く力があります。

 

皆様是非、劇場に足をお運びくださいませ。

詳しくはこちらから!

 

カンパニーデラシネラ「椿姫」「分身」

ただいま、デラシネラ「椿姫」「分身」のお稽古が、進行中とのこと。

山口も「分身」のテキストについて小野寺さんと打ち合わせをさせていただいております。再演ということですでにテキストはあるのですが、もう一度捉えなおしてみる、ということで、改めて小説「二重人格」(あるいは「分身」)を読み直しまして、もうびっくり。

ドフトエフスキー面白い!

そして何より、文字を読んで頭に浮かぶ情景が、デラシネラそのものなのが驚きです。

カンパニーデラシネラの作品には、2012年から6年にわたり、何度もなんども、関わらせていただいてまいりました。自分が関わっているものも関わらないものも合わせると、何本拝見したかわかりません。

真似したくてもできないデラシネラの世界は、なんとドフトエフスキーの小説の中にありました。初演の時はそこまでこういうふうに感じなかったのが不思議なぐらい、私の中では似ているのでした。

ドフトエフスキーといえば、私の好きな小説家はだいたい好きな小説家にあげます。何かがどこかで繋がっているんだなあと思います。

皆様ぜひ、デラシネラのドフトエフスキーをご覧にいらしてくださいませ!3月、世田谷パブリックシアターにて。同時に上演されます「椿姫」もテキストを担当させていただいております!

詳しい情報はこちらから

恍惚一座@京都劇場

昨日、無事高槻シニア劇団恍惚一座「オーロラ・ジェンカ」@京都劇場が終了しました。
私は当初、産休ということで、6月以降の稽古及び仕込み本番をお休みするつもりでおりましたが、

思った以上にうまれてこず、
しんどいしんどい言いながら目立ったトラブルもなく、元気でしたので、朝から京都劇場に顔を出してまいりました。

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演出席を準備していただいて、

1時間半で場当たり&通し&ゲネを全部やるという、なかなか過酷なノリ打ちでしたが、なんとかその後の本番も大きなミスなく終了しました。

お客様の手拍子で幕が下りていく時も感動したし、終わった後の笑顔の役者陣を見て、あーーやっぱり参加させていただいてよかった!!!!と思いました。メンバーの皆様、劇研の皆様、改めて、本当にありがとうございました。そして、大変お忙しいところ、台本を提供してくださった伊地知さんにも感謝です。

ただ、恍惚一座の私らは一つだけの作品ですが、ついてくれていたスタッフ陣は、京都のシニア劇団、星組との2作品連続だったので、大変だったみたいです。ご飯を食べる暇など1ミリもなかったと申しておりました。とはいえ、いつも私がお世話になっている最強メンバーが主だったので、こちらは安心感がすごかった。子守に来てくださったミンスさん、松本家含め、本当に、お世話になりました。

全国の大劇場を様々な理由でちょくちょく使ったことがあるのですが、京都劇場はなんかやっぱり一番嬉しかったな。地元というのもあるし、多分、こんなに大好きなメンバーに舞台に立ってもらったことが、嬉しかったんだと思います。お客様もたくさんいらっしゃったし。

うちのお子様は、
ここ半年、毎週稽古場で聴き続けた1時間のオーロラ・ジェンカのセリフや音響に、いつも通り反応しまくってました。一緒に本番に居合わせることができて、嬉しかったねえ。

さて、久しぶりにフル稼働の1日で、だいぶお産が近づいてきた気がします。動くと、下がるんですね。
生まれた後はどうなるかなあ。
そわそわしながら、苦手な「のんびり過ごす」にチャレンジしてみます。

林英世ひとり語り終わりました!

林英世ひとり語り「宮本輝と林英世と山口茜と」無事終演いたしました!

けっこう最初の方で、これは参加させてもらえて良かった!と直感しましたが、終わりまで本当に素敵なカンパニーで最高でした。なんせ飲めないので、お酒の場がそんなに好きではないのですが、

昨日新世界のもつ鍋屋で、英世さんと笠原さんと、音響の近松君と照明のこのみちゃんが幸せそうにがぶがぶがぶがぶお酒を飲んでいるのをみて、すごく幸せな気持ちでいさせてもらえたのがその証拠です。

私にとって(非常に一方的ですが)心の師匠といっても差し支えない小野寺修二氏が、よく「しっかりと目を凝らす」という事を呟いてらっしゃるのですが、今回はそれを試す事ができる現場でした。何か自分らしさみたいなものを敢えてつける必要などどこにもなくて、ただ、目を凝らしていれば、俳優や脚本の世界から何かが見えて来るのです。それをただそっと取り出せば良いという事なんだなあと今回は改めてそう思いました。

いかんせん、英世さんが非常に力のある俳優さんで、宮本輝さんも売れ売れ売れっ子の作家さんな訳ですから、既に何かを持ってらっしゃらない訳がないんですよね。私に課せられた事は、ただ信頼して待つ、って事なんやなあと毎回の稽古で思ってました。

照明のよっしーもこのみちゃんも、音響の近松君も、センスのある方々で、私ののんびりとした言葉足らずのお願いを、しっかり汲み取ってくださいました。

笠原さんには何から何まで癒して頂いて、
もちろん、宣伝から受付まで制作さんとして隅々まで動いて頂き、
演出に専念させてもらいました。

幸せな現場は終わるのが早い!
今日からホーム、サファリに戻ります!
サファリでも、これまでトリコで一人でしていた事を、メンバーの皆様が手分けしてやってくださるのでとても助かっています。反面、創作面では新しい境地を目指しているので、中々に、大変です。大変です。大変です!

でも、確かに多くの信頼できる方々に、これからの活動を見守って頂いている事が分かるので、おだやかに頑張れそうです。ひとっとびさえしようとしなければ、なんとかなるはずやと信じて頑張りますー!

あー武者震いがおさまらん!

「他人(初期化する場合)」

京大の学生劇団、ケッペキの「他人(初期化する場合)」を観に行って来た。

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パンフが眼鏡ケースになってて感動(なんでかは、戯曲読まないと分からないんだけど、読んでも分からないかも)。

上演が始まった瞬間、自分の自意識の塊のセリフに体温が急上昇して汗がダラダラ出て来た。
若書きってこういう事かと思った。

だけど時間がすすむに連れて、一生懸命このぐっちゃぐちゃの戯曲に向き合ってくれた演出と俳優とスタッフの皆さんを思って感動した。ていうか、上演してくれるだけでも嬉しいのに、子供でもおかしくないほどの若い人たちが、(きっと)若さと時間と人を使ってけっこうな小道具や美術や衣装を作ってくれてて、そのせいか私が演出したよりだいぶ分かりやすくなってて、それってほんとに、私にとっては奇跡だった。

上演した当時、お客さんは????だったし、
人気も全然なかったしね。
戯曲賞取った時にとある演劇関係者の人にびっくりした顔で「京都のどこで演劇したはるんですか」と聞いてこられたぐらい話題にならなかったし。

それが2015年の時点で若者である彼らに目にとめてもらって、上演してもらった事が、嬉しい。

それにしても、あのときの私にとっては、これが至上命題だったんよな、と思い出した。あのときほんとに、私の脳みそはあの戯曲ぐらい大混乱やったんや。

傷つけるという方法でしか人を愛せないという事、
傷つけられないと愛されている事を実感できない事。

私の帰る所はここじゃないという気持ちとか、
誰かの肌のぬくもりばかり追い求めていた事とか。

恥ずかしいが。

それを「間違い」とか「病気」とか「犯罪」とかカテゴライズする前に、
私は戯曲にしたかったんやな。

10年ぶりぐらいに自分の戯曲に立ち返る事ができたのもありがたく、良い機会だった。

で、若い頃から今に至るまで、私のテーマが一貫している事も発見した。

次に進む為の良いカンフル剤になりました。
本当にありがとう。

超個人的には、桃レンジャーの人形やってた子の右手がツボでした。面白くて過呼吸になるかと思った。

帰りに、「他人〜」の初演も再演も出てくれてた岩田由紀ちゃんの娘ちゃんに会いに行く。由紀ちゃんも一緒に観てたんやけど、私らのときより分かりやすかったなあ、と笑顔でした。

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可愛かったー。おおきなってた。子供ってあっという間やなほんまに。
わたしは、台本を、書くぞ。

利賀振り返りメモ

利賀演劇人コンクールを終えて、結果まで待って、やっと次の事を考えられる頭になった。
ので振り返りだけしておきたい。

20代の頃から利賀に行きたかった。
でも独りで行く勇気はなかった。
当時一緒にやっていた人たちに持ちかけてみるも、反応鈍し。
心の中でいつもうずうずしていた。

やっと応募できて、幸運にも審査をして頂ける事となった。

利賀に下見で行ったとき、ここは私の場所だ、と感じた。
それは多分、過去に和知という限界過疎地域で過ごし、演劇を上演させて頂いた時間のおかげだと思う。
場所に飲み込まれる感じは無かった。
道端に生えている野草が、和知のものとほとんど同じだったからかも。

それに、下見に行った時点で既に一ヶ月稽古を重ねていた。
その上で劇場を見学できた事は大きかった。
その時点ではまだパターンは掴めていなかったけど、
そこに立つ高杉さんやまっちゃんやえみちゃんを想像する事ができた。

稽古場の事も大きい。
私が今京都で一番好きな稽古場、左京東部いきいき市民活動センターで稽古を重ねる事ができた。
窓をあければ山がすぐそこにある、これも利賀とほとんど変わらない環境に思えた。
下界と一度以上気温差があって、涼しくて。

そこにほとんどいつもいた松本すくちゃんの影響も大きい。
まだ一才半のすく、私達の心をつかんで離さなかった。
彼女の行動で稽古が遮られる事が嫌ではなかった。
むしろ私達の太陽だった。

公開リハーサルを提案してくれたスペースイサンのディレクター、田辺さんにも感謝。
あの時間があって、作品をもう一つ上に持って行く事ができた。
観に来てくださった皆様にも本当に感謝。

そして、当たり前だけど粘り強く稽古に付き合ってくれたキャストとスタッフ。
高杉さんもまっちゃんもえみちゃんもしえちゃんも、自身の不安よりも優先して演出の核の所を突き詰めて一緒に考えてくれて、茜ちゃんとキョロさんと下野君は魅せる為の仕上げに粘り強く付き合ってくれて、当日は青木さんの立ち振る舞いで随分助けられた。〈かじーも公開リハーサルでのぶっつけ本番の照明オペ、よっしー照明仕込み、ありがとうね〉

誰一人欠けてもこの作品は仕上がらなかったと言える。

財産没収本番前

この結果はどう考えても私の成果ではなく、私の仲間達のものだ。
の反面、

思い知らされた事。
圧倒的なものを創る余地がまだまだ沢山あったという事。
学ばせてもらってばかりだったという事。

悔しさばかりが残る、
こんな時ぐらい喜びたいと思いつつ、
悔しさばかりが残る。というのが正直なとこ。

ただ、
なんだかこのところ「前へ向かう」という部分を担う心が疲弊していたんだけど、
その疲れは取れた。
いや、疲れていると思っていたけどそうではなくて、
動機が弱っていたのかもしれない。

いっぱい悔しい思いをさせてもらって、
がっつり前を向く事ができた。

ひゃー
悔しいんだけど、
自分がまた再び前を向けた事が今は嬉しくもあるのだ。
心はコントロールできないからな。

とにかく最低限の結果は残せた。
次に行きます。
む!
財産没収舞台写真1

Tウィリアムズ「財産没収」公開リハーサルを行います。

利賀演劇人コンクールに出品する作品の公開リハーサルを行います。
見学をご希望の方は、トリコ・Aウェブお問い合わせフォームより『「財産没収」公開リハーサル見学希望』と明記してお申し込み下さい。

お問い合わせフォーム

日時:7月23日(木)20時〜 「財産没収」公開リハーサル
上演時間:約30分
料金:無料
*終演後、30分程度の意見交換の場をもうけます。お時間のある方は是非ご参加下さい。またアンケートにも御協力下さい。

場所:スペースイサン(京阪東福寺駅より徒歩5分、京阪七条駅より徒歩12分)
   劇場サイト

作品名:テネシーウィリアムズ作「財産没収」
出演:高杉征司、松本成弘、松尾恵美
舞台監督:下野優希
衣装:南野詩恵
照明プラン:池辺茜
音響プラン:森永キョロ
演出:山口茜

ワークショップ@立誠小学校

今日は、トリコ・A × CHAiroiPLIN 【安部公房作品 合同上演プロジェクト】の関連企画として、ワークショップをさせていただきました。皆さんとっても素敵な方ばかりで、楽しかったです!

ひとり、「体とセリフがとても連動していますね」とお伝えした男性の方が、今さっきマジシャンであることが発覚。そら連動してるわ、それが仕事やもん・・・プロに向かって生意気な事を言うてしまいました。

立誠小学校の周りは、散りかけの桜でこれまたとても情緒があります。
9日からの本番、お待ちしています!

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